いつもお読みいただきありがとうございます。
東横線沿線、都立大学、日吉で活動している
下腹痩せ専門パーソナルジム・Tresallir代表・滝本友樹です。
今回はダイエットのキーとなる・血糖値について解説します。
「食べたけれど、物足りない・・・。」
「イライラすると、おやつに手が伸びる!」
「食事制限はしたくないけど、痩せたい・・・。」
それなら、血糖値の上昇・下降について知ると今後のダイエットに役立ちます。
無理をしなくて良いダイエット方法も紹介しますので、ぜひ試してみてください。
血糖値が上昇するとどうなる?
食事によって血糖値が上がると、ホルモンの一種「インスリン」が放出されます。
「インスリン」は血糖を取り込んでエネルギーや脂肪に変えることで、血糖値を減らします。
では、糖質の多い食べ物を口に入れるとどうなるでしょうか。
- 必要なインスリンが増える
- 急激に血糖値が下がる(正常範囲80mg/dlを下回る)
- 体が血糖値を正常に戻そうとする
- さらに食べたくなる
- 必要なインスリンが増える
このような悪循環をもたらします。
血糖値が大幅に上昇・下降することで、食欲が増し、太りやすい状況を作っています。
血糖値とイライラの関係
「インスリン」のようなホルモンの分泌が高まると、脳内が通常の状態ではなくなります。
- 感情を司る「大脳辺縁系」が興奮する
- 思考を司る「前頭葉」が抑制される
そのため食欲を抑えられなくなってしまいます。
実はこのような状態になるのは、血糖値が下がった時だけではありません。
ストレスを感じた時も同じです。
イライラして食べすぎてしまう、それは脳が冷静に判断できていないため。
血糖が足りない時・ストレスをためている時は、心のままに動いてしまうのです。
血糖値をコントロールするには
血糖値の急激な上昇・下降を防ぐには、口に入れる順番を見直しましょう。
先に野菜・肉を食べ、糖質の多いご飯は最後にします。
「ベジファースト」・「肉ファースト」と呼ばれる食べ順です。
さらに、血糖を上げにくいもの、つまりGI値(グリセミック・インデックス)が低いものを優先的に選びましょう。
- 精製された白米ではなく、玄米
- じゃがいもではなく、さつまいも
- チョコレートではなく、ピーナッツ
など、毎日の食品を変えてみるといいかもしれません。
血糖値を緩やかに上昇させれば、「インスリン」は少なく済み、脂肪の蓄積を防げます。
食べ方に注意すれば、ダイエットを成功に導くでしょう。
まとめ
今回は、血糖値に注目してみました。
- 血糖値が急激に上がると、「インスリン」の作用で食欲を増進する
- 血糖不足・イライラ時には、感情が理性よりも優勢になる
そのため食べすぎてしまい、ぽっこりお腹に繋がってしまいます。
血糖値の大きな変化を抑えるには、食べ方が重要です。
体のメカニズムを知り、効率的に痩せましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。