いつもお読みいただきありがとうございます。
東急東横線沿線、日吉で活動している
下腹痩せパーソナルトレーニングジム
Tresallir代表の滝本 友樹
です。
今回は「今の自分が10年後の自分をつくる」
というテーマについてお話ししたいと思います。
理想の体型を手に入れたい、
昔のように自信を持てる体を取り戻したい。
そう思いながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
特に忙しい日々の中で、
「今のままでも大丈夫」と思いがちです。
けれども何も変えないままでいた場合、
10年後の自分はどんな姿になっているでしょうか?
【10年後の自分をちょっと想像してみる】
例えばこんな未来が待っているかもしれません。
-
体が重く感じて、動くのが億劫になっている
階段を上がるだけで疲れてしまう。少しの動作でも腰や膝に負担を感じる…。体を動かさない日々が続くと、筋力が落ち、さらに動くこと自体が面倒になるという悪循環に陥る可能性があります。 -
着たい服がどんどん限られていく
「この服はもう着れないかな…」と鏡の前で諦める瞬間が増える。隠すための服を選ぶ習慣が身に付いてしまうと、気持ちを下向きにしてしまうことがあります。 -
鏡を見るのがちょっと怖くなる
ふと鏡に映る自分を見て、「こんなに変わったんだ」と驚く。それは体型だけでなく、肌や姿勢にも現れてくるかもしれません。そんなとき「もっと早く何かしておけばよかった」と後悔することもあるでしょう。
【よく会う5人が未来の自分をつくる】
ここで一つ、興味深いある法則をご紹介します。
では、今からこれを見ているあなたに考えてもらいます。
よく会う友達を5人思い浮かべてください。同僚、ママ友でも構いません。
そしてその5人の年収を足してみてください。
その数字を5で割ると、それがあなたの現在の年収になる。
という法則です。
これは「ミラーニューロンの法則」という考え方に基づいています。
人は無意識に周りの人の影響を受け、
その行動や習慣、考え方を真似してしまう
という特性を持っています。
ではこの考え方をお金などでなく、
健康や体型に当てはめるとどうでしょう?
たとえば、あなたが普段よく会う5人が…
- お菓子やジャンクフードをよく食べる人
- 運動を全くしない人
- お酒を習慣的に飲む人
このようなライフスタイルの人たちが多い場合、
無意識のうちに「これが普通」と感じ、
似たような行動を取るのが当たり前になってしまうかもしれません。
一方で、もしあなたの周りに…
- 健康的な食事を楽しむ人
- 運動を習慣にしている人
- 前向きでポジティブな考え方を持つ人
そんな人たちがいたらどうでしょうか?
自然とその影響を受けはじめ、
健康的な生活を楽しむ習慣が
身についていくはずです。
周りの環境や人間関係が、
あなた自身の未来をつくる
大きな要因になるのです。
【コンフォートゾーンを広げる】
もう一つ、紹介したいのが、
「コンフォートゾーン」
という考え方です。
コンフォートゾーンとは、
「今の自分にとって居心地の良い範囲」のことを指します。
下の図をご覧ください。
この図を順に説明します。
-
コンフォートゾーン(一番内側)
安心感があり、ストレスを感じることなく過ごせる領域。 -
恐怖ゾーン(2番目)
不安や恐れを感じる領域ですが、新しい挑戦のきっかけとなる場所と考えます。
恐怖に立ち向かうことで次のステップに進めます。 -
学習ゾーン(3番目)
恐怖を乗り越え、新しいスキルや知識を身につけられる領域。
このゾーンでの努力が自己成長につながります。 -
成長ゾーン(一番外側)
自己実現を達成する領域。
大きな目標を達成し、自信や達成感を得られます。
これを例えばダイエットに言い換えると、
- 現状維持ゾーン(慣れた食生活):安心感があるが、変化はない状態。
- 挑戦ゾーン(不安や迷い):新しい食事や運動を始める際に感じる不安や葛藤。
- 改善ゾーン(新しい習慣形成):新しいライフスタイルに慣れ、習慣を作る段階。
- 成功ゾーン(目標達成):目標体重や健康的な習慣を達成した状態。
と考えられます。
もしあなたが頑張っているけど何も変化がないのであれば、
現状維持ゾーン、つまりコンフォートゾーンの範囲から
抜け出せていない可能性があります。
ここを抜け出すためには、
恐怖ゾーン、挑戦をする世界観に飛び込む必要があります。
そして、改善ゾーン→成功ゾーンへと広げていくと
目的の達成感を感じるかもしれません。
でも終わりではありません。
実は成功ゾーンまで行けたとしても面白いことに
いままでの成功ゾーンがコンフォートゾーンになってしまいます。
成功後のコンフォートゾーンの広がり
-
現状維持ゾーンが広がる:
例えば、初めて挑戦した食事制限や運動が当初は「挑戦ゾーン」や「恐怖ゾーン」に感じられたかもしれません。しかし、それを繰り返すことで、徐々に慣れて「コンフォートゾーン」に組み込まれます。つまり、健康的な食習慣や運動が日常の一部になり、ストレスを感じることなく続けられるようになります。 -
新しい挑戦への余裕が生まれる:
一度成功してコンフォートゾーンが広がると、さらに高い目標や新しい挑戦にも挑みやすくなります。例えば、目標体重を達成した後、筋肉をつけるためのトレーニングや、新しいスポーツへの挑戦が「学習ゾーン」に移行しやすくなります。
ダイエットの継続における成長のサイクル
成功体験を繰り返すことで、コンフォートゾーンはどんどん広がります。
このサイクルを維持するために重要なのは以下の点です
- 小さな成功を積み重ねることで自己効力感を高める。
- 広がったコンフォートゾーンを「維持」しつつ、新しい挑戦を楽しむ。
- 成功体験を振り返り、自分の成長を確認する。
このように小さな行動を積み重ねることで、
今のコンフォートゾーンを少しずつ広げることができます。
それは10年後の自分にとって、
「居心地の良い場所」を広げる行動になります。
【今の自分が、10年後の自分をつくる】
10年後の自分が、今のあなたに対して、
「あのとき一歩を踏み出してくれてありがとう」
と言えるような行動を、今日から始めてみませんか?
例えば…
- 朝5分、簡単なストレッチをする
- 1日1食、タンパク質と野菜を意識する
- 電車やバスで一駅分だけ歩いてみる
- おやつをナッツやフルーツに置き換える
- 水を1日コップ1杯多めに飲む
- エスカレーターではなく階段を使う
- 寝る前に深呼吸を5回してリラックスする
- 夕食を少しだけ早い時間にする
- デスクワークの合間に3分立ち上がって体を伸ばす
- 週末に野菜を多めに使ったスープを作り置きする
- スマホを見る時間を10分減らして早く寝る
- お酒を飲む日はおつまみを低カロリーなものに変える
これらの小さな行動の積み重ねが、
10年後のあなたを変えていきます。
その行動は、あなた自身の将来だけでなく、
周りの人にもいいな影響を与えます。
あなたの変化を見た誰かが、
「私もやってみよう」と思い、
良い習慣の連鎖が生まれるかもしれません。
今日から新しい自分を目指していきましょう!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。