いつもお読みいただきありがとうございます。
横浜市、日吉で活動している下腹引き締め専門トレーナー
滝本 友樹(たきもと ゆうき)です。
「糖質ってやっぱり太るから制限したほうがいいですよね?」
このような質問をよく受けるので、今日はこの「糖質と運動のバランス」についてお伝えします。
近年、糖質ダイエットが流行していることから「糖質=太る」というイメージが根付いてしまっていますが、糖質とはそもそもカラダのエネルギー源として必要な栄養素になります。
そこでエネルギーとして使いきれずに余ってしまった糖質が体脂肪と変わります。
また、糖質を摂取すると血糖値が上昇するので、そのことにより「インスリン」というホルモンがでるので脂肪が付きやすくなります。
「なんだ、やっぱり摂らない方がいいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
このインスリンというホルモンは筋肉を作るために必要なホルモンです。
女性にこそ筋トレは必須というのは、何度もお伝えしているのでここでは割愛させていただきますが、トレーニングをして太りにくいカラダを作るためには糖質は適切に摂取したほうが代謝にも良いのです。
そもそも糖質制限とは、糖尿病になってしまっている人がこれ以上血糖値を上げないために考えられた方法で、標準体重よりも大幅に上回っている肥満体型の人のためのダイエット方法です。
つまり標準を超えた肥満体型を除いた日本人女性に多く見受けられる「筋肉量が少なく脂肪が多い隠れ肥満」タイプには実はあまり相性が良くないダイエット方法になります。
理想は筋肉をつけて引き締めて、今後一生悩むことのない太りにくいカラダを作る事
このためには、糖質も大切な栄養素になるので糖質=天敵のイメージがあるかもしれませんがうまく付き合えば実は味方なのです。
「じゃあ糖質は摂っていいのね」
はい、ただし条件があります。
エネルギーとして使い切れないほどの糖質を摂らないことです。
「でも甘いもの食べたくなったら?」
はい、その分の運動をしてエネルギーとして使い切ってください。
前回のブログで、痩せ思考にするための方法として「食べなきゃ損から食べたら太るから損」という思考に変えるという話をしましたが、甘いもの、特に洋菓子系の糖質と脂質が多く入っている物は、それだけのエネルギーをチャージしているということなのです。
運動と糖質はバランスです。
バランスを意識しながらダイエットに励んで頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。