こんにちは!
東急東横線・日吉で活動している
パーソナルトレーニングジム Tresallir(トレザイール)代表の滝本 友樹です。
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今日は、姿勢よりもっと大事な話をします。
それは──
「動かしたい場所」と「実際に動いている場所」は
ほとんどの場合、ズレている ということ。
この“体の誤作動”こそが、
・疲れやすい
・肩や腰がすぐ張る
・下腹がぽこんと出る
・姿勢が安定しない
といった悩みの根っこになっています。
■ 良かれと思ってやっている動きが“間違って伝わっている”ことがある
まずは、誰もがやりがちな例を挙げます。
● 背すじを伸ばす
本来:背中の上の方(胸椎)が伸びてほしい
現実:腰だけが反ってしまっている(腰椎が過剰に動く)
※腰椎=背骨の腰あたりの骨。動きすぎると反り腰や腰痛の原因になります。

● 肩甲骨を寄せる
本来:肩甲骨そのものが背中側にスライドしてほしい
現実:胸が前に開くだけ(リブフレア)
※リブフレア=肋骨が“ぱかっ”と開いてしまう現象。見た目は胸を張っているように見えるが、姿勢としては弱い。

● 座る
本来:股関節から“折れる”ようにして座る
現実:膝だけが曲がり、腰が丸まる

● 肩甲骨を動かす
本来:肩甲骨が背中側で上下・内外に動く
現実:腕だけ回っていて、肩甲骨がまったく動いていない

これ全部、
「うわ…私これやってる…」
と思う方、多いのではないでしょうか?
実際、この誤作動はほとんどの方に起きています。
■ なぜ誤作動が起きるのか?理由はシンプルです
それは…
❌ 動くべき場所が硬い
❌ 動いてほしくない場所が柔らかすぎる
この“役割の逆転”が起きているから。
たとえば──
・背中の上の方(胸椎)が硬い
→ 腰が代わりに動きすぎる
・肋骨まわりが硬い
→ 肩甲骨が動かないので胸を張って代償する
・股関節が硬い
→ 膝や腰で動きをごまかす
これはもう、悪意でも怠慢でもなく、
“体のクセ”として自然に起きる現象 なんです。
■ 姿勢は“形”ではなく“動きの連鎖”で決まる
多くの方が、
「姿勢を良くしよう」
「背すじを伸ばさなきゃ」
「胸を張らなきゃ」
と形を整えようとしますが…
姿勢は、形では変わりません。
姿勢を変えるのは
“どこが動き、どこが休めるか”のバランスです。
姿勢は静止画ではなく
“動きの積み重ね”で作られるもの だからです。
■ 誤作動が治ると、体は一気に軽くなる
正しい場所が動き出すと…
・腰の負担が激減する
・肩の力みが取れる
・呼吸が深くなる
・内臓の位置が戻る
・下腹がスッと引き上がる
体が「本来の設定」に戻るんですね。
■ 最後に。
姿勢が悪いのではありません。
ただ、動く順番がズレていただけ。
整えるとは、
体に“正しい順番”を思い出させることです。
力まない体は動きやすく、
動きやすい体は疲れにくい。
疲れにくい体は自然と姿勢が整う。
その第一歩として、
今日から「誤作動に気づくこと」を始めてみてください。
次回は、
“冬こそ痩せやすい理由”について深掘りしていきますね。
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今日も読んでくださり、ありがとうございました。







