いつもお読みいただきありがとうございます。
パーソナルトレーナーの滝本です
前回の続きのお話をします。
前回、無意識の状態から意識するようにし、
それを「習慣化」する必要があるという話を
しました。
しかし、ほとんどの人が実際には習慣化できる前に
諦めてしまい、結局に何も変えることができずに
元の良くない習慣に戻ってしまいます。
この原因の一つとして挙げられるのが、
自らマイナスの言葉を使っていることが挙げられます。
日頃から、
「どうして続かないんだろう?」
という言葉使っていませんか?
このような言葉を使うと、
自責の念に苛まれ、苦しくなり
やめてしまいます。
これを
どうしたら続くことが出来るのだろうか?
に変えてください。
この言葉に変えることで、
過去の失敗を想像した後ろ向きの思考ではなく、
前向きの思考に脳が稼働していきます。
それともうひとつ、
高い確率で習慣化にできてしまう方法があります。
それは「環境を変えること」です。
ですから、
今住んでいる家から直ちに引っ越してください。
なんて無理な事は言いません。
※できるならやったほうがいいです。
ここでいう環境とは、「人」です。
例えば、あなたの行動、目標に対して、
身近にいる人達は達成できるように
応援してくれていますか?
また、同じ目的の人は身近にいますか?
もしかしたら、あなたの目的を
邪魔してくる、正反対の行動を促してくる
行為をされていませんか?
「今度、おいしいスイーツ屋に行こう」
「今日くらい食べても太らないよ」
「明日から頑張れば大丈夫だよ」
このような言葉をかけてあなたの目的を
邪魔してくる人はいませんか?
身近にこのような声をかける人がいて、
あなたもついその誘惑に乗ってしまう環境に
慣れてしまっているならば、
結果をしっかりと出すのは
残念ながら難しいでしょう。
「滝本さん、でもこっちにも付き合いがあるし、
断るのも悪いし、1日くらいはいいでしょ?
と言いたい気持ちもわかります。
しかし、ここであえてキツイことを
言わせてください。
それ、本当に「1日」だけで済みましたか?
そこからズルズルと自分に甘くなった
経験はなかったですか?
そして、うまくいかなかった理由を
「周りの環境のせい」にしたことはありませんでしたか?
人は周りの環境に影響される生き物
幼少期は親の影響を必ず受けます。
親の言っていることが
正しいと思ったり、
我が家だけのオリジナルルールって
多分ありましたよね。
当時はそれが当たり前だと
信じていましたはずです。
それが大人になると、
友達や恋人に影響されます。
友達や恋人の好きな歌手を
聴くようになったり、
このような経験がありませんでしたか?
環境を変えれば成長し、上手くいく
部活動や塾に通っていた頃を
思い出してください。
本気で試合に勝ちたい、
本気で志望校に受かりたいからこそ
「どうやったら勝てるのか?」
「どうしたら合格できるのか?」
と考えましたよね。
そして同じ目的の仲間がいる環境だから、
頑張れたはずです。
ダイエット、ボディメイクも同じです。
あなたの周りにいる人達が、日常的に
「今日一緒にトレーニングしよう!」
「これを食べると、糖分摂りすぎだから控えよう」
という会話をしていたら、自分に甘くならないですよね。
さらにその身近な人たちが、
あなたの理想のカラダに近いものを持っていたら
目的が明確になり、頑張るのが当たり前になります。
それだけ周りの環境は重要なのです。
本気でカラダを変えるなら居心地の悪い環境へ飛び込む
新しい環境に飛び込むと、
避けられないことがあります。
それは「居心地の悪さ」です。
居心地の悪い環境に身を置く事は、
自分の成長に必要です。
今までの環境(今のカラダを作り上げた環境)は、
居心地が良かったかもしれません。
しかし、居心地が良いと
その環境から抜け出せなくなります。
このような居心地の良い環境の事を、
「コンフォートゾーン」と言います。
わかりやすく言うと
「安全領域」という意味です。
つまりストレスや不安を恐れて
その領域には踏み込まない環境に身を置き続ける。
この環境は、その時は楽で心地よいのですが
その反面、自分の成長の妨げになってしまいます。
しかし、まずは新しい環境へ1歩、
もしくは半歩だけでも踏み込んでみてください。
最初は嫌だな。と思う事でも、
やってみると大したことなかったことや
慣れると案外と平気だった経験ありませんか?
その時、居心地が悪い環境から
悪くない環境に変わる瞬間です。
それはコンフォートゾーンが広がって
成長しているということ。
このように常に自分を伸ばすためには、
自分が快適で安心していられる場所から
離れるべきではないかと考えています。
断言します。
うまく行く人は、環境を変える人です。
あなたも本気で変わりたいなら、
いまの環境を変えましょう!
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。