いつもお読みいただき
ありがとうございます。
東急東横線沿線の都立大学、日吉で
活動している
下腹痩せパーソナルトレーニングジム
Tresallir代表の滝本 友樹です。
あっという間に年末になりましたね。
この時期に気になるのが、
食べ過ぎ、飲み過ぎによる
体重増加です。
特に飲み会の翌日なんかは
体重が2~3㎏増えてしまい、
ショックを受けた方も
いるのではないでしょうか?
結論から言うと、
その体重は水分と内臓に蓄えられた
内容物によるものです。
※内容物とは食べたものや排泄物
つまり翌日以降のリカバリ―で
十分に体重を戻すことは可能です。
ですのでまずは慌てずに、
水を飲む
身体を動かす
排泄を促進する栄養を取る
など対策をしっかり行ってください。
とはいえ、
そもそも痩せたい!
体脂肪を落としたい!
と思うあなたに
今回は体脂肪の落とし方について
お伝えしたいと思います。
【体脂肪を落とす具体的な手段】
まず体脂肪はすぐには落ちません。
いきなり残念な事実を突きつけてしまいましたが、
これは科学的にもすでに立証されています。
そこを大前提にお伝えします。
ですが、正しい方法を行えば体脂肪を
3カ月でマイナス4~5%
6カ月でマイナス8~10%
落とすことはできます。
今回は5%の体脂肪を落としたい女性を
例に考えてみます。
例:60㎏で体脂肪32%の女性の場合
60㎏×32%=19㎏の脂肪がある計算になります。
仮に4㎏の脂肪が落とせた場合、、
56㎏に15㎏の脂肪量となるため、
体脂肪率は、
15㎏÷56㎏×100=体脂肪27%になります。
4㎏の脂肪が落ちて、体脂肪が5%減った結果になります。
では具体的に体脂肪を落とす方法をお伝えします。
食事管理で落とす
結論、食事管理で体脂肪を落とすのが一番効率的です。
聞いたことあると思いますが、
ダイエットにおける重要度の割合は
食事8:運動2
です。
ですからしっかりと食事の見直しから
目を背けず取り組むことが大切です。
【体脂肪を落とす原則原理はアンダーカロリー】
仮に体脂肪1㎏落とすのに
何キロカロリーの消費が必要か
ご存じですか?
正解は、、約7200㌍です。
気の遠くなるような数値ですよね。
わかります。
ですから、短期的に脂肪を落とすのは
不可能なのです。
話を戻すと、、
ということは先ほどの例に挙げた数値で考えると、
体脂肪を4㎏落とす計算式は、
7200㌍×4㎏=28,800㌍
28,800ものマイナスカロリーが必要になります。
しかし、人間が一日で作れるアンダーカロリーは
平均で約300㎏カロリー程度と言われています。
※体格、年齢など個人差によります。
つまりトータルで28800㌍のアンダーカロリーを作り、
体脂肪率-5%を達成する場合、
28800㌍÷300㌍=96日
約96日(約3カ月)かかる計算になります。
あくまで理論値ですが、
この理論だと体脂肪率―5%は
約3カ月で達成する計算が成り立ちます。
【具体的な手段】
手段1:運動
手段2:食事管理
先ほど伝えた通り、
運動での消費カロリーは大きく見込めないため
基本的には食事の管理が必要になります。
運動だけで体脂肪を落とすのは非効率になります。
「じゃあ運動しなくてもいいのね!」
と思うかもしれませんが、
ダイエットという全体像で言えば、
確かに最優先ではありません。
しかし、摂取カロリーを抑える視点ではなく、
消費カロリーの拡大化という視点で考えれば
運動もするべきだと私は考えます。
つまり運動(筋トレ)は
その場しのぎの消費カロリーで考えると
コスパは悪いです。
ですが運動(筋トレ)をすることで、
・筋肉を増やしてエネルギー消費量を上げる
→摂取カロリーを増やせる
・血流が改善し、代謝力と消化力を上げる
→新陳代謝が上手く回り脂肪燃焼を優先できる
などが見込めます。
このように基礎代謝量を少しずつ上げ、
アンダーカロリーのボトムアップを
目的として考えましょう。
その場しのぎの消費カロリーという
目的で考えると筋トレはコスパが悪くなります。
筋トレは未来への投資と考えましょう。
まとめると、
ダイエットにおける筋トレのメリットは
①血糖値を下げる
→基礎代謝を上げる
→アンダーカロリーを上限を上げられる
②血流改善
→体温が上がり代謝、消化の促進
以上のメリットがあるので、
食事管理とあわせておこなうのが理想的です。
その一方で食事の管理で
一日300㌍のアンダーカロリーは簡単です。
和食の定食であれば約1食480㌍なので、
3食とっても1450㌍以内に抑えられます。
女性の消費カロリーと摂取カロリーは
平均で1800㌍と言われています。
つまりこの場合、
約1㎏の脂肪(7200㌍)を落とすのに
7200÷300㌍=24日
という計算になります。
外食込みの場合でも一日1500㌍くらいにしおけば、
1カ月で₋1㎏は実現可能です。
このように食事管理をメインにしていけば、
3~6カ月でマイナス5%は実現可能です。
注意点としては、
アンダーカロリーを作りすぎると、
飢餓状態になり基礎代謝が下がり
省エネモードになってしまうため、
過度なアンダーカロリーはNGです。
つまり消費カロリー自体が下がってしまい、
摂取カロリーの差が無くなってしまいます。
★まとめ★
・摂取カロリーを一日1400~1500㌍に収めた
食事管理ができれば3~6カ月で体脂肪率-5%は可能
・運動のみはコスパが悪い
・運動(筋トレ)は消費エネルギーの
拡大化目的で取り組む
目先の体重増加に惑わされることなく、
じっくりと取り組んでみてください。
次回は、過去にカロリー制限ダイエットの経験があるけど
結果が出なかった原因についてお話したいと思います。