加圧トレーニングをご存知でしょうか?

加圧トレーニングもBFRトレーニング同様、腕や脚の付け根に圧を加えた専用ベルトを巻き、トレーニングをするので一見同じのように思われますが、決定的に違うところがあります。

 

設定圧の違い

加圧トレーニングでは専用ベルトを巻く際に、200mmhg~300mmhgという単位の圧をかけますが、

BFRトレーニングは、これを80mmhg~150mmhgの圧に抑えます。

当然、圧が高い方がトレーニングがきついと感じます。

圧を抑える理由として、点状出血や血栓症などの健康上のリスクを激減させることが挙げられます。

点状出血とはベルトを巻いた場所の下に発生する毛細血管の破裂が原因の皮下出血です。

赤や紫の点々があざの様にできて、場合によっては完全に消えるまで2週間以上かかる恐れのある症状なのですが、

BFRトレーニングの80mmhg~150mmhgの圧であればほとんど発生することはありません。

血栓症とは、血管の中にできた血のかたまりが血管につまる病気です。

血栓もまた圧が高いほど、発症のリスクも高まりますが、BFRトレーニングの圧では血栓が出来る可能性は極めて低いです。

最近のBFRトレーニングの実験で80mmhg・150mmhg・200mmhgの圧でトレーニングを行った場合、最も成長ホルモンが分泌されたのが80mmhgであったという結果が出ており、これらの結果から圧は高ければ高いほど効果がある。という訳ではないという事がわかります。

また200mmhg以上の圧をかけても、トレーニング効果は変わらないだけではなく、ホルモンの分泌が少なくなるという研究結果もあります。

 

トレーニング方法の違い

加圧トレーニングは一度ベルトを巻いたらトレーニングが終わるまで外すことが少ないですが、BFRトレーニングは基本的に1セットごとにベルトを外して圧を緩めます。

ベルトを外すと効果が薄まるのでは?

と思う方もいらっしゃると思いますが、最近の実験で外しても外さなくても効果は変わらないとい結果が出ています。

それなら外した方がリスクは低いですよね。

このように、より安全に成長ホルモンを分泌することができ、脂肪燃焼を促し、さらに筋肉の成長も助けてくれる

これが私がBFRトレーニングを取り入れている理由です。

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滝本 友樹(たきもと ゆうき)
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