いつもお読みいただきありがとうございます。
横浜市、日吉で活動している下腹引き締め専門トレーナー
滝本 友樹(たきもと ゆうき)です。
「ダイエットもしたいけど、姿勢も治したいし肩こりもひどいから治したい」
特に女性のお客様でこのような相談をされる方が多いです。
肩こりを改善するには、首から肩にかけてマッサージやトレーニングが必要だと思う方が多いかと思います。
しかしそれ以前に下腹部をしっかり鍛えれば、肩こりや首の凝りは改善できます。
なぜでしょうか?
それは下腹部をしっかり意識出来ているという事は、正しい姿勢を維持できているからです。
つまり正しい姿勢さえ維持出来れば肩こりや首こりは解消されます。
それは筋肉の深層部、インナーマッスルがしっかりと働いてくれているという事になります。
◎インナーマッスルは、人間の骨格を支える役割を持っています
ここでいうインナーマッスルは腹筋の深層部【腹横筋】です。
6パックで有名な腹直筋ではなく、そのさらに奥に位置する筋肉です。
このインナーマッスルが弱いと骨格が支えられなくなり正しい姿勢が維持できないため、骨盤が倒れてしまい、それが肩、首に不自然な負荷がかかってしまい凝りに繋がってしまいます。
腹横筋を鍛えれば、それだけ骨格が正しい位置にキープできるため肩や首に余計な負荷がかからなくなります。
下腹部を鍛えることは体幹が強くなるという事です。
体幹が強くなると日常動作の歩く、走るなども楽に感じ、疲れにくくなります。
【下腹部を鍛えると・・】
お腹に意識が入る
⇓
お腹のインナーマッスルが強くなる
⇓
姿勢が良くなる
⇓
骨格が正しい位置をキープできる
⇓
肩や首に余計な負担がかからなくなる
⇓
コリや痛みを改善できる
このように下腹部は鍛えて凹まるだけではなく、これらの悩みを無くすきっかけとなります。
速筋と遅筋
「速筋」と「遅筋」という言葉を聞いたことあるでしょうか?
筋肉には主にこの2つで構成されています。
「速筋」は瞬間的な力を発揮する瞬発力が得意な筋肉、
「遅筋」は長時間力を維持する持久力が得意な筋肉です。
スポーツでいえば、短距離走で必要な筋肉が速筋、長距離走で必要な筋肉が遅筋です。
姿勢を維持するために必要な筋肉は遅筋です。
また、遅筋は脂肪をエネルギーとして使う性質があるので鍛えるとそれだけ脂肪が燃えやすいカラダになります。
正しい姿勢を意識するだけで、下腹部を使った遅筋のトレーニングになります。
また、下腹部の筋肉を意識できるという事は、肩こりだけでなく腰痛改善にも繋がります。
先ほど、お伝えした【腹横筋】がお腹周り全体を覆っているインナーマッスルになるのでここが強化され、安定すると腰痛になりにくくなります。
この筋肉は通称「コルセット筋」と呼ばれています。
つまり、腹横筋を鍛えて「自家製のオリジナルコルセット」を常に装着した状態をキープ出来れば体幹が安定し腰痛も改善できるという事になります。
「整体やマッサージじゃ治りませんか?」と思う方もいるかもしれません。
確かに整体やマッサージを受けると、その時は痛みやコリの軽減されます。
しかし3日もしたら元に戻っているという経験ありませんでしたか?
整体やマッサージに行き、骨格調整やほぐすなどをして痛みやコリを軽減することは応急処置的な役割です。
根本的な改善には、やはり筋肉、特にインナーマッスル強化が必須になります。
正しい骨格の位置に調整したりほぐれたら終わりではなく、その状態を維持できる筋肉を鍛えるのが本当の改善になります。
したがって、ダイエットと姿勢改善は正しいカラダを作るという意味では共通のゴールに向かっています。
そこも意識しながら、効率のいいトレーニングに励んで頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。