いつもお読みいただきありがとうございます。
横浜市、日吉で活動している下腹痩せ専門パーソナルトレーナー
滝本 友樹(たきもと ゆうき)です。
「パーソナルトレーニングを始める前はどうしても止められなかったチョコが今では食べたいと思わなくなりました!」
トレーニングを開始して2ヶ月経過したY様からご報告を頂きました。
「甘い物がどうしても止められません」
女性に多い悩みです。
理由としては主に、
・目につくところに置いてある
・安価な商品、もしくは頂き物など手軽に食べれてしまう環境にある
・決まったルーティン(食後や3時のおやつ)で食べたくなるようにカラダが染みついている
・イライラしているから甘い物で落ち着かせようと食べてしまう
などが挙げられます。
Y様もまず、この「止められない理由」をしっかりと把握してもらい、対策を立てました。
ここで大事なのは、「なぜ甘い物が食べたいと脳が反応するのか」を知る事です。
「甘い物が食べたい」という脳からのサインが出たときは、自分のカラダにある栄養素が足りていない可能性が高いです。
そのある栄養素とは、
たんぱく質です。
「甘い物が足りないんだから糖分じゃないの?」と思いがちですが、違います。
タンパク質が足りないと脳内物質のセロトニンが不足してしまいます。
このセロトニンは脳内に分泌され伝達されると不安や恐怖感を抑制し精神が落ち着いてリラックス状態になります。
これが結果的に糖分を欲してしまう状態という事に繋がります。
ですから、甘い物が欲しくなったらと感じたときに摂取するべきなのは、実はお肉、魚、大豆製品などのタンパク質です。
本当は欲しくなる前に補っておくのが理想です。
その中でも、チョコレートが特に食べたくなったらマグネシウムが足りていない可能性があります。
マグネシウムを補う食品はナッツ、ほうれん草などです。
このようにある物が食べくなる時は、必ず何かしらの栄養素が足りていない時に出てきます。
他には、
◎油っこい物が食べたい⇒カリウム
・・・代用食品・海藻類(昆布、わかめ、ひじき)、アボガド、納豆、きゅうりなど
◎コーヒーや氷が欲しい⇒ 鉄分
・・・代用食品・レバー、マグロ、ほうれん草、枝豆、ほうじ茶、玄米茶など
◎炭酸飲料が飲みたい⇒カルシウム
・・・代用食品・チーズ、ブロッコリー、ヨーグルト、小魚(しらす、ししゃも、小エビ)など
このように「〇〇が食べたい!」と思う時は、カラダの栄養バランスが崩れているという事です。
つまり「栄養が足りていないから欲している」という事を認識してください。
自分のカラダだからこそ大事にしましょう
とはいえ、なかなか食べたいものを食べるという欲求を抑えるのは難しいと思います。
「好きな時に好きな物を食べれないのは嫌です。」
と思ってしまう方もいると思います。
その気持ちも分かります。
どうしても自分の事となると抑えられない意志が弱い方はとっておきの考え方があります。
以前にもお伝えしたことありますが、一度自分の脳とカラダを引き離して考えてみることです。
自分のカラダを「大事なわが子」として考えてみて下さい。
わが子と思えば、好きな物ばかり食べていたらカラダの事が心配になり注意するはずです。
太ってしまうのではないか?
いつか病気になってしまうのではないか?
将来的にこのような心配をするはずです。
自分のカラダを客観視することで冷静に判断できるのではないかと思います。
食べたい時に食べたい物だけを摂るという事から卒業して、一生好きなものを食べ続けられるために今から意図を持って食事を楽しんでいきましょう。
食事をするという事はカラダに栄養を与えているという事です。
一生楽しむために今から栄養バランスの見直しをしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。